2018年問題の『派遣期間制限後』の対処法

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派遣社員の期限はすぐそこに!
2018年問題の対処方法を検証!

 

派遣期間制限後はどうする?

───3年経ったその後は?

労働者派遣法の改正により生じる2018年問題。今回はその中から派遣労働者の「派遣期間の制限」について取り上げます。3年という期間制限への対処方法は? 人材プロオフィスが取り組み始めている対策は?
人材プロオフィスキャラクターの「プロ子女史」を先生として、枚方つーしんキャラクター「ぼしひこくん」と一緒に、会話形式で考えていくことにしましょう。

 

 

■派遣期間の制限後は?

ぼしひこ(以下:ぼ):またあの問題かいな…

 

プロ子(以下:プ):今日は珍しく前のめりね

 

ぼ:うちの網戸にカメムシが大量発生する季節は毎年問題やからね
プ:大変そうだけど…今回取り扱うのは来年にやってくる『派遣期間の制限』に関する問題よ
ぼ:そっちか〜!
プ:両天秤にかける話題じゃないと思うけど…じゃあ『派遣期間の制限』について説明してみてくれる?
ぼ:えーと…派遣社員には働く期間に3年っていう制限があるんやろ? 派遣法改正があった2015年に派遣社員になった人が3年経つのが来年って話…やんね?
プ:その通り! 派遣は個人単位で3年までしか働けないからよ。…まさかここまで答えられるなんて意外だわ
ぼ:グーグル先生、さすがやわ

 

プ:スマホ読み上げただけじゃない!
ぼ:まぁそうやけど、シンプルな話なんちゃうの?
プ:派遣社員さんに『3年を超えても働いて欲しい』って思ったら、どうすればいいと思う?
ぼ:え? そりゃあちょっと早いけどお歳暮送るとか…今の時期やとハロウィン関連のプレゼントの方がええかも
プ:買収かい!そんなんじゃなくて、派遣先が直接雇用するか、派遣元が無期雇用することで『派遣期間の制限』の問題がなくなるの

 

■派遣元が無期雇用?

ぼ:派遣元が無期雇用ってどういうこと?
プ:派遣社員さんは派遣先と派遣元の2社と関わりを持ちながら仕事をしてもらっているわ。その派遣元が無期雇用することで派遣期間の制限の問題がなくなり3年を超えて派遣することができるの
ぼ:なるほど
プ:私たち人材プロオフィスでも、積極的に無期雇用を行い、社員さんの安定した雇用を守り、企業様への安定したサービスを提供できるように取り組んでいる最中よ
ぼ:派遣社員さんも安心して働けて、派遣先の企業も安定して派遣社員さんに仕事を任せられるってワケね

 

 

■派遣社員を守る制度

プ:そもそも労働者派遣法はなぜ改正されたのか知ってる?
ぼ:そりゃ派遣労働者の人たちにとってプラスになるからちゃうの?
プ:もちろんそうだけど、じゃあどんな風にプラスになっているかはわかる?
ぼ:さっきの話でも出てた『直接雇用』とか…?
プ:その通りよ。派遣という働き方は、職場に縛られない自由な働き方というメリットがあると同時に、雇用の安定という部分では課題があったわ。その問題を解消していくための法改正でもあったの
ぼ:派遣社員の雇用を安定させるためのものなんやね
プ:その通り。派遣社員さんを守るための制度なのよ。私たち人材プロオフィスでも、できるだけ派遣社員さんを無期雇用していく方向で、この問題に取り組み始めているのよ。仕事がなくなった時も、派遣元は次の就業先を紹介しなければいけないので、派遣社員さんも安心ね
ぼ:派遣っていう自由な働き方は残したまま、安心して働けるんやったら、メッチャいいやん
プ:働き方の選択肢としてはもちろん、企業が人を必要とした場合の選択肢として『派遣』という仕組みはとても有効なものよ。この派遣のいい部分を残しつつ、派遣という仕組みがより素晴らしいものになっていくことが大切だと思うの
ぼ:なるほどなぁ〜。なんか今回のはいい話やったと思うで

 

プ:あら、アナタがほめるなんて珍しいわね
ぼ:ところで、相談があるんやけど、プロ子ちゃんのとこの諭吉くん(一万円札)を我がぼしひこ商事に派遣してくれへんかな?
プ:アナタねぇ…人プロでは派遣先とのマッチングを大切にしてるから、少なくともアナタのところみたいな不安定なところには派遣できないわね…

 

ぼ:うーん…この流れやったら何人か派遣してくれると思ったんやけどなぁ…
プ:何はともあれ、皆さんも派遣のことでお悩みごとがあれば、人材プロオフィスになんでもご相談くださいね!
ぼ:…うまいこと宣伝してまとめたな(笑)

 

(おわり)

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