変わるルール、変わる会社

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変わるルール、変わる会社

 

 2026年焦点 

───セミナー徹底要約 

政権交代を機に、労働法制が大きく動き始めています。最低賃金の急上昇、同一労働同一賃金の見直し、外国人政策の再構築…。
企業にとっては「また改正か」とため息をつきたくなるかもしれませんが、まずは全体像を整理してみましょう。2026年2月10日に開催したセミナーで整理した内容を、本号ではダイジェストでお届けします(※詳細はアーカイブ動画でも視聴可能です)。

重要な改正が相次ぐ2026年の法改正と政治動向についてプロ子女史とぼしひこが話しているようです。ちょっと聞いてみましょう。

 

 

 

プロ子(以下プ): 最近「また法改正か…」ってため息ついてる企業さん、多いわよね。ニュースを見るたびにルールが増えて、追いかけるだけで精一杯。そんな声をよく聞くの。

 

ぼしひこ(以下:ぼ):ほんまそれな!「今度はなんやねん!こないだ変わったとこやろ?」ってなるわ~! オレもう追いつけへん(泣)

 

 

プ:労働法制って「政治法」って呼ばれるぐらい、政治と密接に関係してるの。だから時代と一緒に動くのよ。

 

ぼ:うわ~プロ子ちゃ~ん! オレもう頭こんがらがってムリや~! どこがどう変わるんか、順番に教えてほしいわ~! 分かりやすく解説して~!

 

プ:任せなさい!でも今回は “改正” というより “再設計” なのよ。

 

ぼ:再設計? 政権変わったから全部やり直し、みたいな感じちゃうん?

 

プ:今回の法改正は、単なる条文の微修正じゃなくて構造から考え直すのよ。何のための制度なのか、そこから問い直す動きなの。

 

ぼ:構造自体のやり直し…? 家のリフォーム的な感じやろか? 法という名の家を整えましょ~、みたいな。

 

プ:どちらかというとリノベーションね。見た目を整えるために壁紙を張り替えるのがリフォームだけど、リノベーションは間取りから変えるでしょ?
要は、制度の微調整ではなく、制度の設計思想の変更が今回の法改正なの。

 

ぼ:うわぁ、会社の仕組み全体を見直さなアカンな~!

 

プ:全体像の整理が必須よ!

 

 

■同一労働同一賃金 

プ:まずは2026年10月施行。同一労働同一賃金の見直しよ。

 

ぼ:派遣元の胃がキリキリするヤツや!

 

プ:という印象があるかもしれないけど、今回は派遣“先”も当事者なの。派遣元と派遣先、両方のポイントが整理されたの。

 

ぼ:派遣“先”も!? まためんどくさいやつちゃうん!?

 

プ:めんどくさいと言うよりも、今まで曖昧にしてた部分がハッキリするって感じね。たとえば、派遣料金の交渉をしてて「まぁ検討します」で終わることあるでしょ?

 

ぼ:あるある!「検討します=あんま検討しない」ヤツやろ! とりあえず言っとこ~的な。

 

プ:そういう対応は、これからは通りにくくなるの。あと、待遇差について説明を求められたとき、きちんと理由を示せるようにしておきましょうという意向も追加されるわ。しかも説明は、口頭だけじゃなくて、書面で示すことも想定されているの。

 

ぼ:証拠をちゃんと残さんとアカンねんな!

 

プ:もう一つ大事なのが評価の考え方ね。派遣元と派遣先の両方で、公平で合理的な判断をしてくださいというメッセージがより強く出てきているのよ。

 

ぼ:今までの“なんとなく運用”が使えんようになるってことやな。そしたら最初から、キッチリとやっといた方が話が早く済むって訳やね!

 

 

■最低賃金 

プ:そして最低賃金。2025年度の全国加重平均は1,121円ね。

 

ぼ:あぁ~!! それも、うち無関係ちゃうやつやん~!!

 

プ:上昇率は6.3%、影響率は25%よ。

 

ぼ:25%ってことは、4人に1人やろ? もう他人事ちゃうやん!

 

プ:そう。最低賃金のすぐ近くで働いている人が、それだけ多いってことなの。

 

ぼ:これって、従業員が4人おったら必ず影響あるって話ちゃうんやな?

 

プ:ええ。“会社の人数” じゃなくて “賃金水準” の問題ね。

 

ぼ:ほな、うちの給料が最低賃金よりだいぶ上ならセーフ?

 

プ:直接の影響は小さいわね。でも、最低賃金が上がると賃金テーブル全体のバランスを見直さなきゃいけなくなるの。

 

ぼ:まぁ確かに、一番下の給料は上げてんのに、その上の給料が変わらんのはおかしいわ。バランス全部見直さな、上の給料もろてる人から不満が出るやろな。

 

プ:そうね。だから最低賃金は小さく見えて、会社全体に影響するの。

 

ぼ:ひぇえ…考えただけでお腹が…プロ子ちゃん、胃薬ちょうだい…。

 

プ:残念だけど、私は薬局じゃないのよ…(苦笑)
胃薬を処方してあげられないかわりに、見直しの手伝いはしてあげるから一緒に頑張りましょ!

 

 

■労基法(副業・兼業) 

ぼ:で、副業の割増はどうなん? 通算とか言うて急にややこしなったやん。

 

プ:副業・兼業の労働時間を合算して割増賃金を払うルールね。本業で8時間働いたあとに副業をすると、副業先でも割増になる仕組みよ。

 

ぼ:それな! ほんま酷い話やで!
カラオケで知らん間に“延長料金”発生してて「それ支払っといて~」って言われた感じや! いやオレ歌ってへん時間までカウントされてたんかい! ってなるわ!

 

プ:ぼしひこくんはマイク握ったら離さなさそうね(笑)
でも副業先からすると、本業の労働時間って見えないでしょ。その時間まで背負わされるのはおかしいってことで、通算ルールは見直しの方向なのよ。

プ:ただし、時間外労働の上限規制との関係もあって、この議論は一旦見送りになったのよ。

 

ぼ:あれもこれもで、法律も忙しいねんなぁ。

 

プ:厳しくするところもあれば、現実に合わせて調整するところもあるから微修正を繰り返しながら進めていくのよ。

 

ぼ:ほな今は“改装中”ってことか。

 

プ:そういうこと。だから「どこが変わったか」だけじゃなく、全体像をつかむことが今回のポイントね。
修正箇所の把握も大事だけど、修正までの流れを分かってると、より理解が深まるから覚えていて損は無いわ!

 

 

■外国人政策 

プ:一番インパクトが大きいのは外国人政策ね。

 

ぼ:え?締め出しモードちゃうの?なんか強めのこと言うてたやん。

 

プ:逆よ、逆! 外国人材自体は逆に増やす方向なの。でも管理はかなり厳しくなるわ。在留管理はDX化、不法就労対策も強化されるのよ。

 

ぼ:ちゃんと管理できてるかガッツリ見られるわけやな。

 

プ:そう。“雇う”だけじゃなくて、“守る・育てる”体制があるかが問われるの。

 

ぼ:なるほどな~。あと技能実習は廃止になるやんな?「育成就労」になるって話やけど。

 

プ:そのとおり! 2027年4月から開始する育成就労は、特定技能と合わせて、上限123万人規模になるの

 

ぼ:123万人⁉ ほぼ青森県ひとつ分…ってコト⁉ リンゴ農家が全部外国人材になって、ねぶたでサンバ踊ってるとこ想像してもうたわ!

 

プ:凄まじい光景ね~(笑) でも、規模はそれぐらいってことなのよ。外国人雇用や、それに関係する政策についてはこれからも要チェックよ!

 

 

■まとめ 

ぼ:色々教えてもろて感謝やわ~。正直なところ、条文読んだ瞬間に眠なるねん…。

 

プ:気持ちは分かるわ(笑) だから今回の人プロつーしんは“ダイジェスト版”。セミナーではもっと分かりやすく解説してるから、気になる人はアーカイブ動画で確認してね。

 

ぼ:ほな今回のセミナーを終えて一言どうぞ!

 

プ:これからの法改正は “ピンチ” というより、企業が変わるチャンスでもあるの。
人材不足は一時的な問題じゃないから、これからは環境の変化に合わせて仕組みを見直していくことが大事ね。人プロもそのお手伝いを全力でしていくわ!

 

ぼ:一言では収まらんかったな(笑)。でも、プロ子ちゃんの “本気” は受け取ったで。よし…目ぇ逸らさんとちゃんと動画観るわ。せやけどプロ子ちゃん…観てる間ちょっと手ぇ繋いどってくれへん…?

 

プ:手を繋ぐのはホラー映画観る時のやつじゃない?(笑) セミナー動画は怖くないわよ! 分からないところはちゃ~んと解説してあげるから(苦笑)

 

ぼ:解説助かる~! 解説有りのセミナー動画で法改正のおさらい頑張るわ~!

 

 

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