生産性改革の分岐点
請負とDX戦略
───人材不足の正体
「人手不足」と言われ続ける日本。しかし雇用者数は約5,878万人と過去最多を更新し、正社員は増加、非正規は減少傾向にあります。それでも現場が苦しい背景には、生産年齢人口の大幅減少と最低賃金の上昇があります。この現実をどう乗り越えるのか。
2026年1月開催『賃金大上昇時代 採用難でも勝てる組織へ』Webセミナーで語られた「生産性向上」と「業務改革」のヒントについて、プロ子女史とぼしひこが話しているようです。ちょっと聞いてみましょう。

ぼしひこ(以下:ぼ):プロ子ちゃん…! ホンマに人が集まらへんねん…!
時給上げても応募少ないし、最低賃金は右肩上がりやし、もう限界や~!!

プロ子(以下プ):その悲鳴、どこの企業さんからも聞こえてくるわ!
でもね、日本は “人がいない” んじゃなくて “もう働ける人はほぼ出尽くしている” 状態なのよ。
ぼ:え?どういうこと?
プ:雇用者数は過去最多。正社員も増えているし、高齢者や主婦層も働いている。つまり、“人を増やす” 戦略だけでは限界ってこと。
ぼ:ほな、もう詰んでるやん…!
プ:だからこそ “量” じゃなくて “質” と “仕組み” で勝負よ! 最優先は生産性向上!

ぼ:休憩なくして残業増やすとかやったらイヤやわ~!
プ:真逆よ! 無駄な慣習や非効率な工程をなくすの。例えばA部署で検品したのに、B部署で謎にまた検品したりしてない?
ぼ:そういえば…!!(ギクッ)

プ:それが 「異常の正常化」。昔の名残が当たり前になっているの。まずは業務の棚卸し。そしてコア業務と非コア業務に分けることが重要ね。
ぼ:ほんで、非コア業務は社外に任せるんやな?
プ:そう! 請負や外注を活用するの。
■請負のメリット
・コストの固定化
・入退社対応など管理負担の軽減
・請負会社による改善提案
プ:人材プロオフィスには、請負専門チームがあって、立ち上げから教育までワンストップで対応できるの。山口県のA社では53名体制で出来高請負を導入し、欠員対応や教育負担を軽減。工程管理コストの削減につながったの。
ぼ:丸投げちゃうんやな。改善パートナーや!
プ:その通り! さらにコア業務の人材確保には採用戦略の高度化が必要よ。
ぼ:採用戦略の高度化? SNSとか動画発信ってそんなに重要なん?
プ:今の若い世代は、企業を動画で調べてるの。ホームページがない会社が怪しく見えるのと同じで、動画発信がない会社は、これから選ばれにくくなるでしょうね。

ぼ:時代の変化についていかなヤバいな…!
プ:そしてDX化。現場マニュアルをAIで作れば「経験・勘・コツ」に頼らない仕組みができる。業務を標準化すれば、外国人材や障がい者雇用にもつながるわ。
ぼ:つまり、オレの分身はいらんってことか…

プ:ぼしひこくんが何人もいたら大変だわ…。それより仕組づくりよ。属人化を減らせば、会社は強くなる!

ぼ:この人材不足って、人の問題やなくて構造の問題やったんやな…
プ:そう。危機は「変革のチャンス」。変革に取り組んだ企業がこれから生き残るのよ。
ぼ:よーし! ほな、業務の見える化から始めよかな!
プ:その前に、「会議中に寝ない」仕組作りからね(笑)
ぼ:バレてたか…!

■セミナー参加者の声
・「異常の正常化」にハッとしました。
・請負は改善効果もあると知った。
・SNS採用の必要性を実感した。
・人が足りないのではなく、構造の問題だと理解できた。
人材不足は、危機であると同時に変革のチャンスです。
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